更新日:2018.03.02(金)
3月に入り昼間は暖かい日が増えました。
さぁ、ガーデニングシーズン到来ですよ。
ガーデニングシーズンといっても、何から始めましょうか・・・。
ガーデングッズやガーデンツールを揃えます?
プランターやガーデンポットを買いに行きます?
いやいや、まずはお庭のお片付けから?
な~んて考えてると忙しくもなりますが楽しくなってきちゃたりもしますね。
そこで今日は・・・
庭木を地植えするための土づくりのお話しをしてみようかと思います。
せっかく買ってきた庭木がなかなか育たない、花が咲かない、枯れちゃったって方もしばしばいるのでは?
そんな方はまず「土」を見直してみましょ♪♪
庭の土は、環境により様々です。
庭土をひとつかみ軽く握ってみて、すぐにパラパラと落ちてしまう場合は、水分不足だけでなく、土粒が細かすぎます。
このような場合を「単粒構造」と言いますが、すき間がほとんどないために、根の発達に必要な酸素を含みにくいという欠点があります。
単粒構造には、砂のような土粒が比較的粗いものもありますが、庭土には不向きです。
土粒が粗いと、すき間がある分酸素は含みますが、同時に水分が抜け肥料分も流れてしまうからです。
じゃあ庭木が育ちやすい土ってどんなの?
庭木が十分に根を伸ばし、水分や肥料を吸収して育ちやすい土にするにはいくつかの条件があります。
適度に酸素と水分を含み過湿にならない程度に水はけがよく、しかも肥料分を保つことができる!!
強酸性、強アルカリ性にならない事も重要な条件の一つです。
じゃあどうしたらその条件を満たすことができるのか・・・
まず、水はけの悪い所では盛り土や排水溝を作る、強酸性土なら苦土石灰(酸化マグネシウム)をすき込む。
酸素、水分、肥料などは、土粒と土粒の間にすき間をもっている「団粒構造」という状態にする。
団粒構造に改良するには、スコップなどで庭を50㎝以上掘り起し、腐葉土や堆肥をたっぷりとすき込む。
そんな土であれば、大切な庭木もすくすく育っていきます。
ただ、選んだ庭木によっては、多めの水分を好むものや、酸性土を好むものもあるので、どんな庭木にでも適している条件という訳ではありません。
なんだか難しいお話になりましたが、どんなお庭でもそれぞれの庭木に合ったお手入れをすれば、年々充実してより美しく育つはずです。
是非一度、お庭の土を見直してみて下さい。
お近くの方はリフォーム・エクステリア専門店の『えす・あーと』に
是非ご相談くださ~い♪