更新日:2018.07.13(金)
三重県でエクステリア、外構工事の設計・施工、リフォーム工事、
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平成30年7月 西日本を中心とした記録的な豪雨により、甚大な被害に遭われた皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。
今日は、災害から我が家を守ろうというお話をしたいと思います。
今回は天災の中でも地震について。
平成30年6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震による塀の倒壊被害を受け、学校の塀に限らず、一般の建築物の既存の塀について、所有者もしくは管理者の方にブロック塀の安全点検を実施しましょうといった案内が全国の自治体で出されていると思います。安全点検の結果、危険性が確認された場合は、速やかに付近通行者への注意表示を行うとともに、補修・撤去等を行わなければいけません。
ブロック塀について、以下の項目を点検し、1つでも不適合があれば危険なので改善しましょう!!
塀の高さは地盤から2.2m以下ですか?
(組積造は1.2m以下、補強コンクリートブロック造は2.2m以下)
※組積造とは?
レンガ造、石造、鉄筋のないブロック造の塀の事です。
塀の厚さは10㎝以上ですか?
(塀の高さが2m超2.2m以下の場合は塀の厚さは15㎝以上必要)
塀の長さ3.4m以下ごとに、塀の高さの1/5以上突き出した控え壁はありますか?
(組積造は4m以下ごとに壁の厚さの1.5倍以上突き出した控え壁、補強コンクリートブロック造は3.4m以下ごとに塀の高さの1/5以上突き出した控え壁を設ける)
コンクリートの基礎はありますか?
老朽化し亀裂が生じたり、傾き、ぐらつきなどが生じたりしていませんか?
(ブロック内部の点検の為、専門家に相談しましょう)
・塀の中に直径9mm以上の鉄筋が、縦横とも80㎝間隔以下で配筋されており、縦筋は壁頂部および基礎の横筋に、横筋は縦筋にそれぞれかぎ掛けされていますか?
・基礎の根入れ深さは30㎝以上ですか?(塀の高さが1.2m超の場合)
※注意
補強コンクリートブロック造の場合は、構造計算により構造耐力上安全である事が特別に確かめられる場合は、上記の使用基準によらない事ができる。
どのような災害でも予測する事は不可能だと思います。
ただ、自分達でできる備えがあれば、少しでも身を守ることができるのです。
自分達でできることがあるのであれば、迷わずやりましょう。
三重県内にお住まいの方、ブロック塀診断士のいる
エクステリア専門店の『えす・あーと』に是非ご相談くださ~い♪