更新日:2018.06.01(金)
三重県でエクステリア、外構工事の設計・施工、リフォーム工事、
ガーデン・グッズの通販・ネット販売をしているえす・あーとです。
今日は、新規外構を考えている方、外構をリフォームしたいと考えている方に、「アプローチ」についてお話ししたいと思います。
お家のアプローチは、住む人全てが毎日通る場所、使う場所で、雰囲気作りや安全確保などの「心情面」と「機能面」の両方を満足させなければならない重要な部分です。
また、建物の顔である「ファサード(正面外観)」を間接的に形づくる部分なので外観デザイン上、こだわりたいですよね。
敷地全体の面積配分(配置計画)においては、アプローチの充実を最優先に考える必要があると思います。
1、建物と調和していますか?
2、建物やお庭、カーポート、サービスヤードとの動線は考慮されてますか?
3、プライバシー保護や道路からの目線は守られてますか?
4、デザインに違和感なく、素材は滑りにくいものを選ばれてますか?
5、気持ちの切り替え空間になってますか?
6、植栽などうまく効用されてますか?
道路から玄関までの距離の大小にかかわらず、プライバシーやアプローチ距離の確保のため、門と玄関が正対する配置は避けた方がいいと思います。
アプローチは、玄関(プライベート)から道路(パブリック)への気持ちの切替え空間とも言えます。そのためにも、距離の確保と演出ポイントをつくり、ゆとりを感じさせて通る人の目も楽しませる空間が必要となります。
住む人が毎日通るところであり、来客を迎える場でもあります。退屈にならないような工夫も必要です。
アプローチに適した幅は、状況によって変わりますが、広ければいいと言えない場合もあり、住む人の環境とデザインを十分考慮する必要があります。
一般的には、70㎝から120㎝ほどが多いようです。
門から玄関の間は、出来るだけ距離を取り、奥行き感を出すことも大切です。
敷地に余裕がない場合は、アプローチを斜めにしたり、カーブやクランクをさせたりして距離を取り、景観に変化を持たせるとよいでしょう。
私達の生活はお家とそれを取り巻く空間で営まれています。
だからこそ屋外にも機能的で快適な生活空間を創造する事が大切です。
えす・あーとは皆さんの生活に癒しやゆとりが持てる快適空間を創るお手伝いをいたします。