更新日:2018.04.13(金)
4月も半ばに入り、草花、木々が青々とした季節になりましたね。
四季の移り変わりを感じて過ごせるって本当に幸せです。
植物は人間の生存にとってなくてはならない存在なんだって思わせてくれるのも「春」の特長ではないでしょうか(*^_^*)
地球上に植物が存在していることにより、私たち人間も他の生物も生きることができるのですから。
そこで今日は・・・
外構(エクステリア)を考える上で、大切な植栽の意義と役割について考えてみたいと思います。
少し真面目なお話です(*´ω`*)
植栽は、私たちの生活環境をを守り、機能的にも心理的に、精神的にも支えてくれます。
外構(エクステリア)では、植物を素材として私たちの生活に役立つようデザインし、ガーデニングを楽しみ、癒しの空間を作っていきたいと考えます。
その為には、数多くの植物の中から、植え付ける環境や植物の特性などを比較検討した上で、最もふさわしいと思う植物を選ばなければいけません。
デザインされた植栽は、配置や組み合わせによって癒しの空間が出来上がり、建物や工作物などと調和する事によって、はじめて快適な外構(エクステリア)を作り上げることができるのです。
・生垣や列植のように、敷地境界を示すとともに、密生した枝葉は人や動物の侵入を防ぎます。
・常緑の樹木は、視線をさえぎり、不要なものを隠します。
・落葉高木を植栽する事により、夏はテラスやウッドデッキに木陰をつくり、また、西日の日射を遮って太陽熱による室内気温の上昇を防ぎます。
・防風、防塵、防音等の生活環境の保全機能に役立ちます。
・二酸化炭素の吸収、酸素の放出による空気の浄化を行います。いわゆるエコです。
・巧みに配色され、組み合わされた植物は、庭園としての美しさを感じることができます。
・建物や外構(エクステリア)と一体となり、美しいまちなみ景観をつくりだします。
・建物や擁壁等の人工物の印象をやわらげます。
・建物の地域的イメージやデザイン性を助長し、より一層明確にします。
・空間の拡がりや遠近感を強調します。
・季節ごとに変化する姿は、時の移り変わりを感じさせます。生活に潤いを与え、ストレスを軽減し、心を癒してくれます。
植物は、私たちの癒し空間をつくるお手伝いをしてくれます。
外構(エクステリア)に少しでも取り入れて、植物と共存していきましょう。